2010年11月22日月曜日
H+H in 守谷中学校
11/18(木)、市内守谷中学校にてH+H(HIBINO HOSPITAL)が行なわれました。
ヒビノホスピタルは1999年からアーカスで始まり、今年で11年を迎えます。
http://www.arcus-project.com/jp/about/hh.html
正式名称は
『日比野美術研究室付属病院放送部』。呼び名は略して「ヒビホス」。
当時、何をしていたかというと.....
インターネットが世に普及しだした頃、ネット上で架空の病院診察を模した交流(メールでの診察)を介して『オンラインパーティー』と名付け、
その治療カルテを元に、もりや学びの里で担当医(日比野研究室生)と実際に会ってワークショップを通じて治療=交流するという『オフラインパーティー』を実施していました。
「ワークショップ」という言葉や行為が世に知られ始めたのもまさにこの頃。
時代の先端をいっていたのですよ、アーカス....!
日比野院長が毎月欠かさず、守谷に”巡回治療”にきていたことも、
年月を経てヒビホスがいろんな人々とアイディアを生みだすワークショップの参加拠点になっていったことも、知る人ぞ知る歴史的な出来事かもしれません。
今回は創立50周年を迎えた守谷中学校へ出張治療の記念すべき日。
実はつばささんも守谷中学校卒業生。当日OBとしてお手伝い。
守中美術部員はじめ、全生徒が初来校の日比野さんを歓迎してくれました。
この日のタイトルは
『HAPPY BIRTHDAY PROJECT』。
50歳の誕生日を迎えた中学校に在籍する生徒たち、約340名+先生方のバースデーフラッグを作りました。
誕生日を祝う色は赤と白。各一枚ずつ渡された布には赤い文字で
「HAPPY BIRTYDAY」
「自分の名前」
「自分の誕生日」
を余るところなく切り抜き、白地に貼付け個々のフラッグを作ります。
中学校は各学年3クラス。9組の教室でそれぞれがフラッグを作り始めます。
まずは13文字のHAPPY BIRTHDAYに挑戦。
なるべく無駄のないよう、赤い布地から文字を切り分けます。
校長先生も!
誕生日は表面に大きく。
名前もそれぞれに切り分け、貼り分け、自分だけのバースデーフラッグができあがり。
制限時間内に作るため、中には切り抜きに奮闘する生徒たちも。終わりに近づくと日比野さんより校内放送。
ピーンポーンパーンポーン♪
「ロスターイム!残り15分延長です」
各教室から歓喜の声が!
最後にフラッグをくくりつけるひもを縫い付けるのですが、これがまた今時の中学生、縫うのにも一苦労。女子が手際良く男子に教える姿も微笑ましい。
体育館に移動し、それぞれの誕生月毎に分かれてそこから丸く誕生日順に並びます。
元日から始まり、12月末まで。
守谷中学校の生徒たちによる誕生を祝うフラッグがつながりました。
どのようにつながっていったか、その光景はH+Hブログにて。
....そしてH+Hもなんと、もうすぐ還暦?!
数えたらvol.57を迎えました。次回のH+Hもどうぞお楽しみに。
(text/photo:m.i.)
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